コダマ
Hatenatica
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【コダマ】
— Hatenatica 妖怪 (@HatenaticaYokai) March 15, 2026
樹木の精霊、神。木霊、木魅、木魂、谺。
『画図百鬼夜行』に「百年の樹には神ありてかたちをあらはすといふ」とある。『源氏物語』では人を欺く存在として狐とともに木霊が挙げられており、古くから怪をなすものと考えられていたことが窺える。
画像: 『画図百鬼夜行』「木魅」鳥山石燕 pic.twitter.com/Eim8i6GvJt
[文献]
・『鳥山石燕 画図百鬼夜行』: 28-29ページ 高田衛 監修、稲田篤信 田中直日 編 国書刊行会 1992
・『妖怪事典』: 2ページ 村上健司 毎日新聞社 2000
・『改訂新版 世界大百科事典』 平凡社
四方山話
木霊の宿る木のことを八丈島ではキタマギと呼ぶ。また、島内の三根村にはキダマサマという木の精霊が伝えられていて、山の木を伐るときには祭をするんだって。
ちなみに私も幼い頃に木霊のようなものを感じたことがあるよ。
地元の神社に出かけたとき、境内の木々が空いっぱいに枝葉を伸ばしている様子を見上げているうちに、なんだか神秘的な力に包まれて、木たちの会話が聞こえてくるような気がした。心地のよい不思議な感覚だったな――。
昔から人々はそんなふうに木の魂を察知していたのかもしれないね。
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